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つらつらと自分が観たものの感想を書いていくブログ。

【ドラマ感想】真田丸 第21回「戦端」

惣無事なるか。北条との戦の気配が漂う第21回。

以下、続きを読むから感想。

先週の秀吉ご乱心回から,捨が生まれて秀吉がある程度落ち着いた感じがあったけど,周りの人間は気が気じゃないよなー

三成は率先して戦を避けるためにこれから動いていく感じだけど,このあたり裏で手を回していた官兵衛三成との違いがはっきり出てて面白い。

ほんま、今回の三成はキャラたってていいわ。ちょっとひねくれやな忠臣ってみんな大好きなヤツだよな!な!

このまま五稜郭の戦いまでいっていいよマジで。

 

茶々と寧の間に少し違和感があったり,秀次の捨と秀吉への距離のとり方が誤解を呼びそうな感じと,今後への不安が少しずつ漏れ出していくのもたまらない。

昌幸が豊臣はもたないと評していたけど,ワンマン下克上でのし上がってきた豊臣は家としての安定性にすごいかけてますね。ベンチャー企業感がやばい。

 

この秀吉の台頭があったから,徳川にも北条への情が生まれたのかもしれない。

これまでの狸っぷりからやることなすこと怪しい家康だけど、北条の説得に乗り出したときの「気まぐれで特にならないこともする」って言うのは,そのあたりの複雑な感情がない交ぜになった台詞というか,当主としての貫禄を感じさせる。

今までの流れの中でもお茶目なところ見せたり,ただ嫌なやつ,損得だけで生きていないというのは部下をついていかせるだけの説得力を生んでると思う。

 

対して,時代にしがみつかざるをえない北条の絵もさびしいよなー

この前まで上洛を断っていたのは徳川も一緒だけど、条件に真田がかかわってくるのも一緒というね

真田ばかりとばっちりを受けてる気もするけど,前半のおお暴れっぷりのしっぺ返しがきてるだけかなwww

氏直が「オレは今日にいかねえ。マジ行かねえから。だってオレ当主じゃん?死ねないじゃん?え、板部岡お前行くの?おう行けよ!行け行け是非行け!」

いうのに対して信幸が「気晴らしで行きたい」っていうのはいい対比だったなあ。笑いが止まらんかった。

 

そうなんすよ、信幸のギャグが本当に面白い。もうしゃべらなくてもシチュエーションだけで面白い。

女性に囲まれてみんな自分の言うこと聞いてくれないっていうね。

舅まで出てきて血みどろの京都に行きたがる背中に哀愁がただよう。

本田忠勝のうざさもたまらんよなー

信幸「無礼を失礼して…」

忠勝「無礼と思うのならはいるでない!」

 

oh…完璧うざい上司やん。「お疲れ様?おれつかれてねーんだけど」とかいうやつと同じやん。

そのあと「なに固まってるんだ。お前もういいから入れ」って感じのこというあたり完璧です。

 

でも,ばばさまの風邪引いたときに見舞いにこない稲とおかゆを作るこうの対比がなんか悲しかった。信幸の「おれこんないい嫁さんいたのになにやってんだろ」見たいな感じが。信幸はいつまでふりまわされるんだろう。

 

あ、今週のきりですがとても可愛かったです。勘違いぷりがたまらん。

長澤まさみ以外がやったらめちゃくちゃ腹立つのも込みでたまらん。