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つらつらと自分が観たものの感想を書いていくブログ。

【特撮感想】仮面ライダーゴースト 32話

なんか漸くといった感じのネタばらし回。

以下,続きを読むで感想。

 先週,実は生きていた五十嵐博士の記憶を読む(博士が同時並行で説明なう)ことで英雄アイコン誕生の秘密が明らかになりました。

 

英雄アイコンってガンマイザー対策でタケル殿の父上たちが竹中仙人と協力してつくったんですねー

 

 

それ最初からせつめいしてやれよ…

 

結局ここまで紆余曲折してアイコン世界とガンマの秘密を探ってあんまりなにもわかってないのに,それが生存者の説明で全部明らかになるっていうね。

大帝もそうですが,明らかに説明できる場面なのに抽象的なことばかりいって謎がなぞを呼んでいるパターンって主人公たちが間抜けに見えてどうかなーっと思います。

みんな調べてわからなかったら聞くしかないじゃん。知ってる人いるんだし聞こうぜ。

最終的に説明って言う形で解決させるなら,最初からそれやれよっていう。ある程度ヒントをちりばめるとか主人公たちがたどり着ける形ならまだ探索した意味合いがあったんですけども。

 

しかも(今週もちょっと触れられていましたが)タケル殿の本質が「無私」というか人助けを一番に考える(考えすぎている)みたいなので,「自分が生き返るため」というエゴの固まりな理由のためにあんまり動いてくれないのがメインストーリーの進展のなさに拍車をかけているという…

 

最初の「残り99日」のときは意味合いのある時間縛りでしたが,リセットされてからはほぼ意味なくなってますよね,生き残るまでのタイムリミット。

なんかタケル殿のメンタルが大聖人化,救世主化し過ぎていてここまで無私がくるとメインストーリーの進行は相手頼みになってしまうというのはあまり褒められた点じゃないんじゃないかな。

初期は反抗していたマコト兄ちゃんも今は肯定するだけだしね,もう一種のタケル教と化してるんだよなあ

 

やたらと,アランの心情変化の描写に時間掛けていたのも(終始グダグダでしたが),タケル殿が精神的に完成されてきて隙がないのが理由だと思います。

最初の謎の光ハグもそうですが,こういった謎の宗教的救世主感は明らかにストーリーの足を引っ張っているというか,

 

少なくとも主人公に与えるキャラクター性じゃない。与えるとしてもこの物語には不一致だと思います。

 

先週から唐突に新幹部ジャイロ(高岩さん)という名のファンサービスが出たり,ガンマ世界の世界観もあんまり固まってない感じですが,特撮としてこういったいい加減さは(こども向けということを考えても)別にかまわないと思います。

不明な点が想像のつく範囲なのであれば。原状謎に謎を重ねているだけなのでヒントがなさ過ぎて想像しにくいのがもう…

 

来週はそろそろ最終フォーム関連に触れるみたいなのでもっとタケル殿のキャラクターに踏み込んでほしいところ。